デミオ XD オイル交換の検討

Aオイル交換を含む燃費計算  
ディーゼルで頻繁においる交換をした場合、安い軽油を使っているメリットが減っていきます。
 では、どのくらいの頻度ならガソリンに対して、絶対的な優位性があるのか計算しました。

A)現在のオイル交換の仕方
1:メンテでパック契約
  3ヶ月に一回のオイル交換と6ヶ月に1回の点検とフィルタ交換で契約してます。
   オイルはDL1となってます。 それ以外の追加オイル交換は7千円近くかかるそうです。
2:自分で調達する方法(月2千5百kmほど走るとメンテパックを超えてしまってます)
通販で20L缶とオイルフィルターを購入して、近くのオートバックスかコバックなどの整備店に
持っていって持ち込みオイル交換をしてもらいます。
 注意ぅべき点は、オイル交換後、デミオのパネルでオイル交換リセット処置をしないといけません
これを怠ると、警光灯のスパナランプが点灯して、焦りますので、要注意です。

B)購入6ヶ月での総費用計算  ガソリンより高くなった146円/L相当です。
    4/12〜11/2日時点での総走行距離=16222km
                 総給油量=832L
                 総給油費=90628円
             オイル交換回数=7回
          オイル交換間隔距離=2317km/回
          オイル交換費用   =29786円
          オイル交換1回平均=4255円/回
        総費用(燃費+オイル)=120414円
          総費用/総走行距離=7.42円/km
          軽油費/総走行距離=5.6円/km
      オイル交換費/総走行距離=1.8円/km
               総燃費   =20.1km/L
オイル交換費用で全体の30%程度占めてます
オイル費を軽油費にまわした場合5331km増えますので、総燃費は、現在の
20.1km/L=>25.9km/L
となりますので、オイル費で5.8km/L占めてます。

   総費用燃費=146円/L
 結局2300kmに一回4255円でオイル交換していたら、146円/Lの給油しているのと同等と
なって、ガソリン車より高くなったようです。
 これは、ディーゼルが燃費が安いということにオイル交換頻度の条件をつけないといけないということです。

@ディーゼルエンジンはオイル交換が重要な理由

ディーゼルエンジンオイルには、酸を中和させるためのアルカリ分が添加剤として多く入っているところです。それはディーゼルエンジンは、燃料に軽油を使用しており、軽油の中には硫黄が含まれていて、これが燃焼すると「硫黄酸化物」になり、この「酸」がエンジン内部を腐食させる原因となるために、中和する必要があるのです。  
 ※ マツダサポートと相談していたら、2009年から軽油の低硫黄化が進んでいて、
 硫黄分は10ppm以下とガソリンとほぼ同じレベルまで下げてきているので、
  ディーゼル=硫黄というのは、昔話であるとの情報をいただきました。
確かに、WIKI でも業界でもサルファフリーの実現をしている。

http://www.oft.jp/aboutoil/から引用させていただきました
●ディーゼルエンジンにおけるオイル交換の頻度が多い理由
 ディーゼルエンジンの場合は燃料に硫黄分が含まれていることから、ガソリンエンジンに比べてオイルの劣化は早く、そのため交換時期も早まります。また、「ターボ車」「直噴エンジン」「ロータリーエンジン」なども、自然吸気のガソリンエンジンに比べて厳しい条件下でオイルを使用しているため、交換時期は早まります。運転状況として、エンジンを高回転まで回す場合(スポーツ走行を含む)と、そうでない場合を比べるとオイルの劣化具合は明らかに違います

●エンジンオイル交換時期について
「車種」「エンジン」「オイルの種類」「運転状況」などによって、エンジンオイルの劣化具合は異なってくるため、「3,000km〜5,000km程度」というように、距離だけで交換時期を判断することは少々無理があるように思われます。「3,000kmを超えたあたりからエンジン音がうるさくなった」と感じることもありますが、これは「オイルの粘度」が新品の状態よりも低下したことが原因ですが、エンジンの寿命を低下させる程の粘度低下ではありません。
 また、オイル交換をしたばかりの状態では「加速が良くなった」と感じることもありますが、これは新品なオイルは粘度が高いために、エンジンオイルの「密封作用」がより強く働いているために起こる現象です。

このようなことから、一般的なエンジンオイルの交換時期は、それぞれの車の取扱説明書に記載されている「推奨される交換時期の距離と使用期間のいずれかの早い方、シビアコンディションの場合はその半分」で交換すれば問題ないと思われます。交換するオイルの種類に関しても、取扱説明書に記載されているオイルを交換すれば問題ありません。
 また、エンジンオイルを交換したばかりなのに「黒く汚れる」というのは、エンジンオイルの特性である「清浄分散作用」が正常に働いていることの証です。故障等ではないのでご安心ください。