【6月12日】hic-top-prusa-i3 ホットエンド詰まり

ABSのテストサンプル1のプリントからトラブルが続いております。\r\n今までABSは、1時間以内に終わる小物ばかりプリントしていたのですが、3時間以上の大物をプリントするようになって多くの課題が見えてきてます。正に4M変動による不具合が露見してきているということです。\r\nメーカー製品ならクレームなのでしょうけどREP RAPのDIY製品ですので楽しみとして受け入れてます。暇なのでトラブルがあったほうが楽しめるんです。\r\n\r\n命題:ABSは、軟化点が高いため大物(最長対角線が80ミリ以上)のものをプリントする場合端から端まで行って帰ってくる間に冷却してしまって積層の密着が悪くなるのではないか?

※2018年12月記:本ページは2年半前の3DP導入時の記事です。その後ABSに関しては、吸湿で目詰まり反り変形などすべてが悪化するということを経験しました。

【6月24日】HIC TOP Prusa i3 ドライブギア変更結果とABSの吸湿不良の課題

2018年から完全にABSを不使用にして、もっと強度,剛性扱いやすさが高いカーボンフィラメントを使うようにしてます。高性能のカーボンフィラメントは高価でABSの5倍の価格で通常は使えませんが、低価格カーボンでもABSより反り変形がすくなく目詰まりしにくい(ベース樹脂がPLAのため)こちらをABS代わりにつかってます。<安物はダメかも>と書いてありますがこれは6分力センサ材料としては使えないということで通常の用途では十分使えてます。

【6分力計2018】格安カーボンDarcosCarbonFilamentお試し<安物はダメかも>

更に最新情報で3DP-11のEXTRUDERより3DP-21のEXTRUDERのほうがカーボンフィラメントには最適であることが判明してます。

【3DP】★新発見!!CarbonFilでは、3DP-21のエクストルーダが合う<3DP-11は全滅>

 

 

以下は2016年6月当時の記事です。未熟ですません。

 

 

ABSのテストサンプル1のプリントからトラブルが続いております。

今までABSは、1時間以内に終わる小物ばかりプリントしていたのですが、3時間以上の大物をプリントするようになってから多くの課題が見えてきてます。

課題1:エクストルーダがプリント回数を増すごとに詰まり気味になる
=>ノズル清掃後、送り量を計っておいてプリントスタートしていると1回目1ミリx50回送りで40ミリくらいだったのが、4時間プリント後2回目のプリント前に1ミリx50回送りすると30ミリくらいまで落ちてしまってました。

課題2:ノズル清掃方法も初回から回を重ねる度に効き目が薄れてきてます。=>完全にリセットできる清掃方法が必要です。
上記課題のため、ABS造形サイズによる積層不良の実験が停滞してます。一応テストパターンは何個か試しているのですが、結果を判定するのに上記課題がノイズとして入っていて明確に判断できない状態です。

ABSで小物(1時間以内)のプリントをしていたころのサンプルと現状で同じサンプルを比較してみました。

 

左が以前のサンプル、右が何回か目詰まり事故を起こした後ノズル清掃を3回ほどやったのですが、傷が累積しているのか回を追うごとに劣化が早くなってます。ノズル交換が必要なのか、清掃方法を改良すればいいのか更に課題が増えてきて対応に大わらわです。来週は、風速計関連で差圧計が入荷するのでそちらの話題にします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です