【6月17日】実走でのピトー管とベーン式風速計の比較結果

30kmほど走ってみました。YOUTUBEでご覧ください。



左が対地速度(garmin etex 20x) 中がベーン式風速計 右がピトー管風速計の値をスマホで表示してます。中断が風速値m/secです。

結果は、手作りピトー管でも風速はきちんと出力されてました。

結果1:ベーン式とピトー管式の大きな差は、応答速度でピトー管は応答が速いので、ベーン式が1秒程度遅れて反応していることが判った。

結果2:気温から空気の密度を演算しているため気温が狂うと値が狂います。今回は、ピトー管には温度センサーが無く差圧プローブについていて差圧プローブが包み込まれた状態だったので遅延があった。

結果3:ゼロ点がピトー管はドリフトしてしまうので、22m/s以下は正確でないが3m/s以上ならベーン値と0.5m/s程度の差で測定できる。

 

ピトー管式の課題とベーン式の課題が見えてきたところで、実用性のあるロードバイク用風速計はどうあるべきかを検討していきます。
システムをどうするかを企画していかないといけません、JA VAの学習急がないとやりたいことができませんので、7月8月にがんばってやります。しばらくは、ベーン式をとりつけておきます。

次にやりたいことは、

①風速計の効果で、追尾における風速の変化を見たいので混雑している自転車道に行って追尾してどうなるか見たいです。荒川自転車道ならいいかもしれまん。

②SONYアクションカム撮影用のヘルメットマウントが自分の使い勝手のいいものを3Dプリントして作ろうと思ってます。

③自転車の走行抵抗で、風の次傾斜がありますので、傾斜をいかにして得てどのような情報として知れば楽しく走れるのかを考えたいと思ってます。

※2020年12月追記
風速計開発してから4年過ぎてますが、2019年に再度作り直したきり、ロードバイクへ定常的に取り付けてません、理由は、私があまりロードバイクに乗らないからです年間千kmも乗りませんし、冬場のローラー台トレーニングのほうが距離が多いくらいだからです。たまに乗ると風速計が欲しいと思うことが多々あるのですが、信州MAKERSの他のテーマが忙しくてなかなか風速計に手が回りません、もし、どうしても欲しいけど現状では、自作できないが将来的に自分で使ってみてから自作に挑戦してみたい方がいらしゃるなら、私の2019年版の風速計セットお貸しいたします。それでセンサとマイコンの学習などしてみるとお仕事、勉強の役にたちますので、お得な遊びになると思います。信州MAKERSでは、自作したい人を応援しますので、自作したい意思があるならお手伝いいたします。ご連絡はメールでお願いします。ich48397@wd5.so-net.ne.jp 信州MAKERS管理人です。
2019年の作品記事はこれです。

【風速計2019】実装基板完成<BlueToothでスマホログ>

 

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