【6分力計2018】TS8:丸短細CrossBeam締付ドリフト<エージング12時間>

TS8の一番上の第二クロスビームは、剛性も土台の第一クロスビームよりは不要なので小さくて細い丸クロスビームを作ってみました。第一と同じサイズで作ると10時間近くかかるので、小さくして5時間で造形できるサイズまで削減しました。


上の短細は角62mm 下の長太は角90mmとずいぶんサイズを詰めましたが、それが大きな障害をうんでしまいました。

目いっぱい短くなった分、剛性が上がったのでひずみを稼ぐために丸断面をΦ12まで落としました。
ボルト座面も高さを12にしてつらつらにしました。

●短細クロスビームネジ締めで初期ドリフトが大きくなった
ネジ締め無しの場合ドリフトは非常に小さく1時間でも5digit以下でしたが、ネジ締め固定するとドリフトが止まらなくなってついに12時間エージングしてやっと長太クロスビーム並みになりました。
下図が左から締付直後から2-3時間測定を繰り返してわずかずつ傾きが減ってきてます。横軸ひと目盛15分
目安は、1時間で12digit以内なら測定に支障はないです。緑と黄緑が短細で、青赤が長短クロスビームです。

 

結局翌日まで一昼夜通電エージングした結果
2時間測定してみた結果1時間で12digit以下に収まってました。
緑線が急に上がったのは、風があたったりした場合です。

●ネジ締めトルクの応力影響をシミュレーションしてみました。
ネジ部の50Nmmと100Nの押力を4か所の加えて3種類のボディで主応力分布を比較してみました。上の短細は角62mm真ん中の長太は角90mmで縮尺は違ってます。下は、対策として短細の座面を12mm上にあげたボディです。
赤い応力最大値領域がゲージに触ってしまっているのが短細です。下の底上げボディではかえって悪くなってました。

 

 

●結論
短は62mm、長は90mmと長さの差が単純に締付応力の影響に聞いてるということだと思います。つまり、
「ネジ締め位置とゲージ位置は30mm以上離さないとダメ」ということで過去にもこの問題があったのですが、全体が安定してなかったため、明確にドリフトとして認識できてなかったので今回までグレーだったということです。

●以後
校正台で今までの校正条件を改良して、新校正条件をセットしてからTS8の校正を行って、TS7より良かったら、TS7と交換します。

 

 


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