4月3日  ラスト大渚山降雪とガスで疲れました

金曜日の宴会で飲み過ぎて、4時に起きても二日酔いでだめかと思ったが、今シーズンの雪解けの早さをが頭をよぎる、低山は早めに行かないと。ということで5時過ぎに何とか出発途中コンビニで、二日酔いドリンクやその他ドリンク漬けで何とか元気を戻した
さすがに、こん時期白馬に向かう車も少なく、とばして白馬1時間
小谷村まで1時間40分ちょっとで到着。
 どうも、山田旅館裏手の斜面雪が剥げていて、登れそうもない。
栃の木亭まであがって、林道がどこまで入れるかみたら、栃の木亭まででストップ、山スキーの車が5,6台駐車してあって皆さん準備中でした。きょうは、林道、湯峠経由大渚山に決定して7時半に出発。スノーモービルでスキーを積んで往復している人たちもいてさすがに大渚山は人がたくさんいる。私は、鎌池へのショートカットコース行ったことがないので、林道沿いを行った。巻き道になるので鎌池まで1Km以上遠回りになるが、体調がわるいので なだらかな林道をてけてくあるくのが精一杯でした。
(訂正!山田旅館裏手通った人達がいましたIto&Naruさんです)

45分ほど歩いたら、雨飾山が見えてきた。雨飾まで行く人達はテント装備らしく大荷物であった。どうも、湯峠に向かう人で林道を通っている人たちはいそうもない、皆ショートカットしているのだろう。雨飾への分かれ道以降、人の歩いた形跡がなく、スノーモービルの跡しかない。1時間半もかけてようやく鎌池である。去年の初秋に車で走って10分くらいのところなのにと思いながら重い体をだましだまし歩く壺のほうが楽である。スキーを履いているとスキーの慣性重量分まで足の運動に加わるのでスキーを背負ったほうがスキーの位置エネルギー分だけの負担で済むなどと、しょうもないことを考えながら、スキー歩行から壺に変更してとぼとぼとだらだた林道を歩く

白い平地が鎌池

鎌池を過ぎるて林道のカーブを過ぎると突然真っ白な斜面が見えてきた。大渚山東斜面である、おいしそうである。

過去2回1月2月に南斜面から登ったが頂上までは行かずに下ってしまった。南斜面は林間コースだが、東斜面はオープンバーンでみるからに楽しそう、しかし、遠い。湯峠までまだ、結構距離がありそう。胃がむかむかする。

湯峠手前でガードレールが見えたが3m以上積もっていた。

湯峠着、2時間30分弱もかかった、誰も居ない天気も風がでて雪も舞ってきて寒い、ツェルトをだしてかぶって中でカップラーメンなど食べて暖をとる。体調が回復しない場合は湯峠から下る覚悟で30分ほどうとうとしていると大勢の人たちが登ってくる声がする。その人達がの出発したあとからキャットが登ってきた。

1時間以上休憩したおかげで元気が出てきた。先行する団体さんもいるので頂上まで連れていってもらうという甘い期待で細い尾根にとりついた。

すぐに、先行団体の最後尾に追いつく、どうやら女性のスキーをガイドさんが持ってあげて女性はわかんで登っている、ガイド2名がサポートしている。

頂上手前の最後の急斜面、雪がざらめで崩れやすくスキーだと滑落しそうで怖い。団体さんは女性が多く1人にガイド2名つきそって慎重に時間をかけてこの斜面を登っていた。このガイドさんは、この斜面を壺で登りやすいようにステップを作りながら後ろの女性のスキーを担いで登ってくる。客の女性達は初めての山スキーという感じでした。

12時半頂上着、団体さん総勢10名くらい風が強いし雪も結構多くなってきて、長居する場合ではない。私はツェルトを出してすっぽりかぶって、ゆっくりと昼食と携帯BBSに投稿してみた。山頂は電波通りよく、アンテナ3本立っていた。1時間以上休んで2時前に出発。団体さんは先に降りていった。天候はいっそう悪化していて、ガスは濃く視界は50m程度、雪は大粒になっていた。私は、付いていこうと思ったが、湯峠までの下りならGPS頼りに降りられるだろうと思い、自分でコースとりをした。

山頂直下の急斜面雪がざらめの上に降ったばかりの湿雪が2,3cmたまっていて切るとざーっと流れていく、35度くらいの斜面だとどんどん流れていく。団体さんの踏み荒らして跡はきれいに粗目だけになっていた。その端の新雪を踏みながら林間をすいすい降りる、目標のO20ポイントまで丁度良い林間斜面が続く。林間を滑っているといろいろな集団に合う。例の団体さんははぐれないように笛をしょっちゅう鳴らしている。もう一つテレの団体もいて斜面を峠に向かってトラバースしている。私も下りすぎると登り返しになるのがいやなので、O20地点にいかず、手前からO10地点をめざしてトラバース開始GPSで距離を計りながら、距離の縮む方角へ進む、GPSの方角は移動している時以外は全く逆をさしたりするので信じては行けない。距離が縮む方角へ向かう。尾根筋は狭いので尾根の西側をトラバース気味に行くつもりでいたが、どんどん西に降下して行ってしまった。

青い線が下ルートです。O20地点まで降りると登りになってしまうが、もう少し下れば良かったと思う。O10を目指したが狭い尾根を滑るのがいやだったので西へ降りたらどんどん尾根から離れてしまい。O9O8いつまで着かないので、GPSを手に持ちながら2mほど四方に移動して距離が近づく方角へ向かうという方法で進んだが、緯度経度で地図上で位置を確認したほうがわかりやすかった。
とにかく、ガスと林間に囲まれるとどこがどうだかわからなくなるのでGPSがなければ随分迷っていたかもしれない。