4月7日 八方テレこぶ耐久レース(祭)参加日記

平日は、八方まで1時間半以上かかる。平日休んで遊びに行く身としては通勤車を攻めるわけにはいけない。
 9時25分ゴンドラに乗り込む、下左から
白樺が少し土出てます。左2番目セントラルまだ土ないです。左3番目兎平雪十分こぶも埋まり気味、裏兎十分で、黒菱は、当然十分雪あります。ただ、黄砂が多く雪が茶色で滑らないのが唯一の欠点でした。
 
 今日は、白馬みそらののラッピーさんが主催の
テレマークで黒菱のこぶを4時間で何回滑れるかを競うテレこぶ耐久レースです。
ラッピーの関係者と、八方でテレマークを楽しんでいるローカル、遠方からの熱心なテレマーカーなど30数人が集いました。スナップ写真ここからダウンロードできます。

黒菱下の立木の下に9時40分着、なんと3人しか居ない。このお二人、静岡からかけつけてきた、右が昨年夏、明星山登山ご一緒したマツ君です。もうお一人の友人君はテレマーク数回目で黒菱こぶに挑戦というすごいお方です。
 いつもこんな調子だそうで、主催者が来るのはいつだろうと言っていると、10時前に一挙に集まってきました。すごい人数のテレマーカーが集まってきました。

Tな人でおなじみお猿さん仮装のゴンチャレンコ古瀬氏も登場、手前の黒ずくめの女性と執念の対決を演じるとはこの時点では誰も予想してませんでした。

ルールは簡単で、こぶのある範囲ですべること、逃げてはいけない、2時半までの4時間滑り続ける。スタート直前総勢30数名がルマン方式でスタートします。20mくらい離れたスキー板に走って板を付けてリフトにかけこみます。写真の中央部はトップをねらう人々で真剣そのものでした。私は後ろでカメラです。

10時半ちょっとすぎ一斉にスタートです。本気組は一挙に行ってしまいました。私はもっとのんびりスタートもせずに写真ばかり撮ってます。(^^)
 

1本目、こぶがまだ浅い状態で、皆さん元気に降りてくるが、まだウォームアップらしくかっとんでくる人はいない。調子をみている感じである。仮装している人は、上手です。あきらかにアルペンモーグル経験者でしょう、こぶのさばきかたはアルペンと同じです。 ペンギンさん、おさるさん、黄緑さん、うさぎさん皆うまいです。
ビデオご覧ください。
1:ペンギンさん一気降り。
2:3人のかっとび
3:一位の女性と松本さんの楽ちんテレこぶ

4:かっとび二人組(青ペンギンマンと黄緑マン)
5:ゴンチャレンコ古瀬師の耐久テレターンです。

ウェアをぬいでいる長髪のお方が、あの八方モーグルイントラ.、2004八方達人の蟹沢氏です。テレマークでこぶを滑る前に「はずかしいから」といいながら、紅白のイントラウエアを脱いでました。ほとんどのテレマーカーは真中からリフトよりを滑ったのですが、蟹沢さんは八方のイントラテレマーカー達と一緒に中央のこぶが深い部分を滑っておられましたので、写真撮れませんでした。それでも、何回か見つけることができました。かぶさるような姿勢でまっすぐこぶに乗って落ちてくる滑りでした。早いので遠くからもすぐ目立ちました。
 ちなみに、私はこの時点で5本めで休憩に入っていす。だんだん足が疲れてきています。

マツ君は、原田さんのプレゼントである。、最新版1本杖を持ってテレこぶ始めました。

リフト前に乗っているのが1位だった女性、ノンストップでぐるぐる回っている。私はこの時点で3周抜かれてます。

12時丁度で休憩をとる人が増えてきた。

審判席では、交代で、ボール紙に周回回数を棒グラフでチェックしている。ここを通過して申告することで1周が公認される。
 中には、リフトを使わずにハイクアップする方が1,2名いらした。4時間で十数回往復して標高差2200m登り下りした勘定になるそうです。私が12本しかできなかったことを考えると頭が下がって雪に潜ってしまいそうでした。

マツ君ドリンクモードにどっぷり入ってます。ビールからホットワインを飲んで真っ赤になってます。
 私も勧められました、怪我が怖いので、今日は飲まないですませました。ゴンチャレンコ古瀬氏も補給をしてます。

左は、元イントラのS氏です。管理人があまりにもこぶ滑りが下手なのをみるに見かねて、2周ほど一緒につきあってくれて、こぶの滑り方と練習方法を教えてくれました。S氏の滑りは、ビデオ3人のかっとびの2番目です。滑らかな切り替えで凹凸を感じさせない滑りをしております。こぶの滑り方は2種類あって、谷に積極的に入る場合と谷をできるだけ避けて通る場合があって、早く、かっこよくすべるには、後者で前スキーがこぶの頭にぶつかる瞬間に切り替えをしてこぶを吸収するようにターンするのが早くて安定した滑りになるそうです。
 それを、上手にできるようにするには、斜滑降でこぶ斜面をすべりながら凹凸に慣れることが重要で、じょじょに斜滑降からターンをつなげていけば練習になるそうです。来シーズン、このレッスンでこぶをもう少しまともに滑りたいと思います。
Sさんどうもありがとうございました。

2時半すぎから表彰式です、そのころから雨が降り出してきました。いいタイミングで終わってよかったです。雨の中を滑るのはもっと根性がいります。さて、一位の女性は、なんと36周回ったそうです。最後まで競り合っていた ゴンチャレンコ古瀬氏は2位、3位も女性ということで、かっとんでいた男性陣はとてもあのスピードでずっと耐久レースはできなかったみたいです。
 あと、男性陣のほとんどが、ビールを飲みながらテレこぶ滑りをしていたので、続かなかったというところでしょうか。特に松本さんはビール片手に黒菱のこぶをすいすいと降りて、合う人毎にビールを振る舞ってましたので、相当飲まされて人もいたと思います。この後各賞が表彰されましたが、ハイクアップされた方、ビールを12本も飲みながら滑っていた方、イントラ賞のS氏などテレこぶ参加者のなかでも目立っていた人々に賞が渡されてましたが、皆、自己満足の世界に浸ってますので、全員Happyで楽しい時間をすごした充足感に浸れました。

昼過ぎからアルコールで真っ赤になった人達がこぶに入ってきて爆発するなか、ノンストップ組がトップ争いをしている。その対照的な滑りが面白い。
 皆さん、酔っぱらっていても私よりはずっとうまいです。
 みなさんイントラ資格なり、アルペンで相当経験があるお方が多いと見ました。そうでなければ黒菱のこぶへテレマークで突っ込んでいくということを何気なくはできませんよね。(^^”)