6月6日  長走沢朝飯前に滑ってきました。結構穴場!!

6日は、午後から雨降りそうなので、午前中で行動を終えるコースということで、猿倉から一番近い雪渓の長走沢を登った。

長走沢、正面に杓子岳を眺めながら緩い斜面を登る

白馬行きでいつも通る、豊科の長野県立子供病院が最近「電池が切れるまで」の原作なった病院です。改めて記念撮影。

猿倉5時40分着、松本から1時間20分で到着結構すっとばしてきたが、白馬に入ってのろのろ車(といっても70Kmで走っていたが)につかまって5分ほど遅れたかも。今朝の天気は晴れ間が見える曇りの予報はずれか

駐車場から、林道を歩いて15分ほどで、槍温泉への登山道案内に出る。ここを登っていけば左側に長走沢の雪渓がみえるはず。

登山道沿いは、花が咲いてきており、初夏の感じがした。水芭蕉くらいしか花の名前わからない。山渓の付録についていた高山植物図鑑でも持ち歩いて写真を撮って勉強すればと思うが
登りに必死で余裕無し。

小日向山方面雪無し、越えて槍温泉までいけば残っていると思うがとてもやぶを越えて滑りに行く気になれません。

尾根を登りきったあたりから道に雪が残っている。踏み抜きが結構多く。この時期注意しながら歩かないと危ない。

駐車場から50分ほどで、長走沢が見えてきました。でも、夏道がわからない状態になってきました。この時期、結構ミスコースしてやぶこきになってしまう。GPSしっかりと夏道からはずれないようにしないといけないです。

夏道が左に曲がる地点で長走沢接近点とという割れた看板があります。

切り通しを歩いていくと、右のやぶの向こうに雪渓が見えだす。やぶを越えて丁度巨石の真ん前に出た。取り付き点の目印に最適な巨岩だ。まわりが樹林なのでこのあたりは、落石がほとんどなくいい感じです。

巨岩の下部もまだ長走沢雪渓が続いているがそのうち川になるだろうから、あまりまで滑らないほうがいい。

5分ほど登ると長走沢の全容が見えた。杓子岳からずっと降りてこられそうだ。斜度もゆるめで天気さえ許せば相当上まで登れそうな気がした。斜度もあまりなく、雪もがちがちではないのでアイゼンはつけずにトレッキングシューズで登ったが、やはり滑るので雪渓はスキー靴とアイゼンがいいと思った。さきほどの巨岩のところトレッキングシューズをデポしておけばよかったと思った。

1700m地点まで登ってきた。右尾根の向こうは大雪渓で、時折、登山者の声が聞こえるほど直線距離では近いが、うって変わってひとの居ない、落石が少ないいい雪渓です。ここから降りても500mくらいは滑れます。

朝飯前に登ったので、腹が減って、しばらく休んでいると雲がでてきてさきほどの青空が無くなった。いよいよ崩れ出すかと思い。きょうはここから滑走することにした。天気が良ければ、雪渓スキー三昧で何回か往復したいほどのいい斜面です。

普通なら、ひと滑りでここまでこれれるはずだが、まだ、朝8時40分くらいで硬めのコーンスノーでところどころとんがった部分がありはねられるので慎重な滑りとなってしまった。日差しが強い日の午後ならばざらめになって最高にとばせそうな斜面です。

下りは、50分ほどで猿倉駐車場へかえりに二股の小日向の湯で朝風呂につかり、のんびりとした。白馬にでたら雨が降り出した。今日は早めに下山して正解であった。もう一回、長走沢滑りにきたいですね。

GPSのトレースを見たら、1700mから1500mまで660m滑走でした