【コト作り】超人レースTJARに見る人間の体力の限界の管理<結論は食事と栄養バランス>

本日8月12日0時からTJAR2018(Transe Japan Aplps Race)がスタートをきりました。NHKで特集されてから、有名になったレースですが、富山湾から静岡の駿河湾まで415kmを日本アルプスと中央、南アルプスを縦断するコースを徒歩で8日以内に縦断するレースです。http://www.tjar.jp/index.html
累積標高差は27000mと富士山7-8往復するというとんでもないレースです。普通の登山者だと33日かかる工程を5日から8日で走りぬけるというとんでも超人レースです。このレースへ参加するためには、厳しい書類審査と選考実技試験などがあって、試験を受けられるだけで登山のエリートであるだけでなく特別な体力と精神力の持ち主である証拠となります。
※参加前提条件が下記2件あります。これだけでもエリートです。
http://www.tjar.jp/2018/info/data/%E5%8F%82%E5%8A%A0%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E6%9B%B8%E3%80%80%282018%29.xls
①「1日に、コースタイム25時間以上の山岳トレイルコースを、コースタイムの60%以下のタイムで走りきれる体力と全身持久力を有すること」
②「フルマラソンを3時間20分以内あるいは100kmマラソンを10時間30分以内に完走できる体力を有すること。(記録証を添付の事)」

●4連勝をしている望月将悟さんは、40歳ですが、前回4日23時間52分で走りぬけたのが最高記録です。
https://dogsorcaravan.com/2016/08/11/day5-2016-transjapanalpsrace-digest/
今年は、なんと無補給で、食料を全部背負ってトライされてますので、他の選手の倍近い荷物のハンディがあります。
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※8月18日16:07に望月選手がゴールしました。

1位の選手が8月18日01:22着ですので実に15時間差がでました
https://www.facebook.com/209247919169914/photos/rpp.209247919169914/1969209556507066/?type=3
荷物の重さで20%のハンディがあるとみてますが
それが主原因ではなく私的分析では、食事の差と私はみてます。

http://shinshu-makers.net/shinshu_makers/2018/08/18/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%88%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%80%91%E8%B6%85%E4%BA%BA%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9tjar%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%9F%E8%8D%B7%E7%89%A9%E3%81%A8%E8%A3%9C%E7%B5%A6%E3%81%AE%E5%A4%A7/

今回でご引退されるそうですが、確かにこのレース体に無理をかけすぎるので、健康によくない種目だと思います。長生きするためには引退は正解だとおもいます。普段の遭難救助のお仕事だけで健康には十分だと思います。
詳細は下記リンクでどうぞ

 

リアルタイムで全選手の位置情報がWEB見られるのが人気です。http://www.tjar.jp/gps/kmap.php?e=20180811a

●参加者リスト41歳が平均
みると平均年齢が41.4歳で20歳代はたった一人28歳のみです。これは何を意味するかというと、体力もさることながら
経験年数が最も重要であるということだと思います。
経験が豊富だと状況にあわせて自分のペースを調整して体力を効率よく温存するテクニックに優れているということだと思います。

No. 氏名 年齢 都道府県
1 鹿野颯太 28 群馬県
2 細田典匡 34 愛知県
3 吉藤剛 35 神奈川県
4 江口航平 36 京都府
5 佐幸直也 37 徳島県
6 星加博之 37 東京都
7 中野洋平 37 東京都
8 片野大輔 37 愛知県
9 柏木寛之 38 埼玉県
10 及川 耕太郎 38 北海道
11 阿部公一 38 東京都
12 原一平 38 東京都
13 垣内康介 39 岐阜県
14 大坪穂高 39 愛知県
15 船橋智 39 神奈川県
16 福山智之 39 奈良県
17 近内京太 40 東京都
18 望月将悟 40 静岡県
19 雨宮浩樹 40 岐阜県
20 石田賢生 41 静岡県
21 前田圭紀 42 東京都
22 男澤博樹 45 宮城県
23 高田全希 45 栃木県
24 秋元恒郎 45 埼玉県
25 有吉俊博 47 大阪府
26 岩崎勉 51 大阪府
27 高島伸介 52 大阪府
28 古澤法之 53 愛知県
29 岡田泰三 54 神奈川県
30 竹内雅昭 58 福井県

●PMMの開発に参考にしていきたい
この超人たちのノウハウの爪のあかでもいただければ、我々シニアも運動が長時間できるようになるのではないかと思います。

 どうやって自分の体力を管理しているのかを調査して
いくことで、PMMの新たな機能を開発できるのではないかと思いついた次第です。